新たなファブリック構造の可能性
新型の材料やファブリック構成が、画期的な製品開発に拍車をかけている。
by Marie O'Mahony
安全衛生は、イノベーティブな新しいファブリック構造物開発の重要な促進要因となりつつある。こうした要素から、既存の製品やデバイス、またはまったく新しい製品でのこれまでにない設計が生まれる場合もある。そのよう設計を可能にするのは、イマジネーション、豊富な専門知識、そして従来の思考の枠を超えて解決策を探そうとするオープンな姿勢である。 Read more
DITFによる新たなスキー用ヘルメットは、衝撃力を素早く均等に分布させるため、成形してフォーム材を充填した製織スペーサーファブリックを採用している。Photo: Marie O'Mahony
マスク問題の一歩先へ
by Janet Preus
現在の状況下では、本誌のニュースレターをすべてマスク関連の話題で埋めることもできる。だがマスク以外にも取り上げておきたい話題はある。すなわち、パンデミックがなくとも人体の防護に必要な材料や製品や技術といったトピックである。 Read more
ブレイクスルーの可能性を秘めるバイオ糸
ボルドー大学/フランス国立保健医学研究所(INSERM)の研究チームが、細胞集合細胞外マトリックス(CAM(cell-assembled extracellular matrix))のシートを用いて、人間の細胞から成る糸を作ることに成功した。ティッシュエンジニアリングなどの臨床用途のためのCAMの大量生産が可能になるため、今回の結果は大きな成果である。 Read more
糸巻きに巻かれたこの糸は、新たな研究から生まれたバイオ糸だ。Photo: University of Bordeaux/INSERM.
使い捨てフィルター付きの洗えるマスクをクロスカが発売
スペインのクロスカ・デザイン社が、画期的な防護マスクの販売を開始した。当初はスモッグや汚染、微生物、花粉からの防護用として構想されたこのクロスカ・マスクは、コロナウイルスからの有効な防護が可能になるように改良された。 Read more
グローバルブランドが採用するウイルス減少技術
臭気制御/快適性維持技術に関わるソリューションプロバイダー、ポリジン社は、加工した生地上のウイルスを2時間で99%以上減少させるViralOff (R)(バイラルオフ)テクノロジーの開発と生産の進展に継続的に力を入れている。 Read more
スポーツウェアブランドのMalojaは、ポリジン社の新バイラルオフ加工を用いたマスクを製造することを決定した。Photo: Maloja.
音楽/ナイトライフの場での感染を防ぐボディスーツ
ロサンゼルスのクリエイティブスタジオ、プロダクション・クラブが、COVID-19のパンデミックに悩む音楽/ナイトライフ業界のためのソリューションを開発した。同社は、この最新コンセプト「ミクラシェル・プロテクティブ・スーツ」のレンダリングを最近発表した。 Read more
プロダクション・クラブが発売を予定するミクラシェル・プロテクティブ・スーツは、より安全な社会的交流を可能にする。Photo: Production Club
Copyright © 2000- ATA JAPAN, All Rights Reserved.