ジオシンセティック補強SRWにおける設計による性能改善
これまでは一般的に見て、現行の設計基準(例えばAASHTOの基準)を用いたジオシンセティック補強付きブロック積み擁壁(SRW)は、十分な機能を発揮してきた。だが、特に擁壁システム内や、頂部の無補強背面傾斜に見られる補強の不適切性のように、こうした擁壁システムの性能を低下させるシナリオも存在する。例えば積みブロック3コースごと(約0.6 m)のように、補強間隔が大きい場合、SRWが許容範囲を超えて変形したり、壁面ユニットが失われたりするおそれがある。SRWシステムは一般的に、最終的な設計高さを経済的な方法で達成できるよう、背面傾斜を取り入れて建設される。だが、こうした傾斜には補強が行われず、土壌強度に対する勾配の比がきわめて急になる(言い換えると、背面傾斜が表層崩壊に近い状態となる可能性がある)。続きを読む
マスロードビニール:究極の防音バリアソリューション
マスロードビニール(MVL)は、効率的で汎用性に優れた騒音低減ソリューションとして、防音バリア分野に革新的な変化をもたらしてきた。心の平穏と静寂を求める住宅所有者から、騒音公害を最小限に抑えたいと希望する商業施設まで、MLVは、その卓越した防音性能と取り付けやすさ、そして耐久性によって、より静かで心安らぐ空間づくりを実現する、コスト効率に優れた手段として活用されている。
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ジオテキスタイルのトレーサビリティ
GMAテクラインでの質問:当社は現在、ジオテキスタイルを用いるプロジェクトで、トレーサビリティの問題を抱えている。材料の各ロールそしてロッドごとのトレーサビリティは、本当に重要なのだろうか?
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土木分野におけるポリマー製品とマイクロプラスチックの低減
マイクロプラスチックは、さまざまな製品から発生する。そして人々は、日常生活でポリマーベースの製品を絶えず使用している。衣類、家庭用品、文具、包装材、さらには個人用の衛生用品(マスクや手袋など)まで、その種類は多岐にわたる。
本記事では、ニュージーランドのテムズを拠点とするサーテックス・インダストリーズ社のテクニカルマネージャー、マイケル・ソレンセン氏が、土木分野のポリマー製品からのマイクロプラスチックについて説明する。
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2/3月号の紹介:
2024年プレミアプロダクトショーケース:さまざまな企業による2024年の新たな製品とサービスを、いち早く紹介する。
マス生息地の水質改善を可能にする河川再生手段の実践:米国のあるマス生息河川において、川を保護し水質を向上させるための各種の河川管理手法が、河川内さらに河川沿いで実施された。
ジオシンセティック補強付きブロック積み擁壁における設計による性能改善:ジオシンセティック補強したブロック積み擁壁の設計とその改善について解説する。
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ナビス・チューブテックス社が、フィブロライン社との戦略的パートナーシップを発表
運輸省のピート・ブッティギーグ氏の主導の下、米国交通運輸研究会議の新素材パネルが開催
エデヴュ水力発電プロジェクトで継続するSMEC社によるエンジニアリングサポート
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