国際産業ファブリック協会ジャパン

ファブリック アーキテクチャ誌

ファブリック アーキテクチャ誌

ファブリック アーキテクチャ誌
2008年3/4月号のご案内 Vol. 20, No.2

持続可能なファブリック102 新素材と新技術

本号でも引き続き、ファブリックを用いた持続可能な設計に焦点を当てる。地球温暖化への対処が世界的に求められる中、建造物の環境への影響を軽減するための設計戦略を設計担当者は模索している。持続可能な設計の実現に寄与する、特殊産業テキスタイルにおける新素材・新技術とは。

◇ 米国で脚光を浴びるETFE素材 p. 40

建造物用材料としての優れた適性を誇り、ヨーロッパでは過去25年に渡り広範に用いられてきたETFE素材。その環境保護特性が認められ、ついに米国においても使用が拡大し始めた。
By Jeff Barbian

◇ グリーンルーフ、さらなる環境効果を求めて p. 45

環境への好影響がよく知られるグリーンルーフ工法。だが、市場に流通するグリーンルーフ用製品のレベルにはばらつきがある。特に要求が高まっているのは、材料自体の環境への優しさならびに持続可能性だ。
By Jake Kulju

◇ 相変化材による温度調整 p. 48

これまでルーフ構造物用膜材の弱点となっていた断熱性の低さ。その改善を可能にするのが、温度制御特性を有する相変化材(PCM)である。温度に応じて、液体から固体へ、またはその逆に相を変化させるPCMの原理ならびに建築用膜材での応用時の特性・効果を分析する。
By Barbara Pause

◇ 太陽光発電アレイの試み p. 52

建築用ファブリックの高い反射率を利用して太陽光発電アレイのエネルギー生成量を増加させる試みをラスベガスから紹介する。最大限の効果を得るための太陽光パネルとファブリックの配置を可能とした入念な設計の詳細。ファブリックの下のスペースは駐車場として活用された。
By Craig G. Huntington
表紙デザイン:Cathleen Rose
写真提供:Legan Granger, SunPower Corp.

◇ 関連新製品 p. 58

特集に関連した「持続可能な」新製品・新素材を紹介する。

ポートフォリオ

◇ 2007年度写真コンペより p. 36

2007年のIFAI国際写真コンペの受賞プロジェクトより商業用オーニング部門、可動式オーニング部門、キャノピー部門、独立型キャノピー部門のそれぞれの最優秀賞ならびに優秀賞を写真とともに紹介。

EXPERTISE

◇ デザイン | 美術館 p. 22

新たに開館したニューヨークの新現代美術館は、拡張金属製メッシュに包まれた外観が特徴的だ。産業用素材がアートの世界を彩るこの美術館の設計を、アメリカのGensler と協力して担当したのは、日本の建築設計事務所SANAAだ。
By Frank Edgerton Martin

◇ 現場作業 | 擁壁 p. 26

カリフォルニアの高級住宅地での擁壁工事例を紹介する。1:1の勾配率、粘土質の土壌、現地の条例による擁壁高さの上限(この場合は1.5mだった)といった制約を満たすために採用されたのは階段状の多層構造だ。その設計と施工に迫る。

◇ 生涯教育 | 効果的砂防 p. 30

植生を伴う砂防設計を行う際のロール状砂防製品(RECP)選択法を解説する。最初に当該現場での侵食発生プロセスと砂防の目的を明確化した上で、植生の実施法、一時的砂防の要不要、材料の特徴等の諸要素を検討することが必要だ。

◇ 生涯教育 | 自己採点/報告用紙 p. 34

 

PRACTICE

◇ ディテール | PVスクリーン p. 60

P52の記事の太陽光発電システムで採用された反射パネルのディテールを、写真ならびに配置図と共に紹介する。

◇ 実践 | 持続可能なサイン p. 62

アメリカの環境グラフィックデザイン協会(SEGD)が発行した「グリーンペーパー」による、環境グラフィックデザインにおける持続可能性を促進するための提案。その柱となる5つの戦略、すなわち大気と環境の質、資源と廃棄物の管理、使用可能期間経過後の取り扱い、エネルギー並びに照明上の効率、普及活動について解説する。

◇ RE | 構想 ウェーブ状キャノピー p. 66

カンサス州のショーニーのプール施設では、平行に複数配置された、波状にうねるキャノピーが来場者を出迎える。施設のテーマに沿ったデザインのこのキャノピーの完成までを概説。

コラム記事 − FOUNDATION

◇ 編集長から p. 6

◇ 業界ニュース p. 10

世界から寄せられた最新の仕事、展覧会、会議、デザインのニュース

◇ リポート | ミネアポリス p. 16

全米および海外からの参加者を集めてミネアポリスで開催された会議について。建築ならびにランドスケープ構築分野からの多数の専門家・教育関係者たちが、気候変動下での持続可能性の問題に関して意見・情報を交換した。
By Thomas Fisher

◇ リポート | マドリッド p. 18

スペインのマドリッドで2004年に発生した列車爆破テロの被害者を追悼するモニュメントでは、ガラス製の円筒内に被害者へのメッセージがプリントされたスクリム織のETFEが配置されており、その美しく印象的な外観が悲劇を語り継ぐ。
By Helen Elias

◇ 広告索引 p. 67

◇ スケッチ | アート p. 68

ファイバーグラスを用いた作品が特徴的な彫刻家/建築家のEmanuel Milsteinとその作品を紹介する。
By Mason Riddle

*注 : 本文は英語です。
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